『雨の町』尾鷲。

 

尾鷲市、というところは、いわば雨の町だ。

最近は一位のお株を取られたようだが、今なお雨のよく降る地のベストにはいる。

 

…だが、そんな雨のよく降る町にもかかわらず、全天候型の施設が見当たらない。

 

公園には申し訳程度にしか屋根がないし、

商店街にはアーケードもない、

公共施設含め市内施設の駐車場は 屋根がないので、軒並み雨ざらしだ。

市役所入口には屋根が設けられているが、あれは公用車を止めた際のものだろうか？

 

とにかく、尾鷲には雨天時、屋外でイベントを行うことが出来ない。雨のよく降る町にもかかわらず…。

 

この程度の雨は『雨』ですらないのか。それとも天から下ってくるものは、すべからく受け止めておこう…という尾鷲の気質だろうか？

 

せめて、雨の日でも遊べる公園くらいは欲しいものだ。

シナモンスティックと八角。

 

先日の出来事。

母が頂き物のリンゴでデザートを作るというので、シナモンスティックと八角を近くの生鮮食品店で買おうとしたところ、店員に首を傾げられたという。

どうやら若い店員で、八角そのものも知らなかったらしい。形状を伝えたが、ついに買うことはできなかったそうだ。

 

今日びイナカとはいえ、たいていの香辛料や調味料は買える。

それなら…と、自分が出がけに某生鮮食品店店の『セントラルマーケット』店に行った。ちなみにこちらは前述のお店と同じ系列のお店。ただし、こちらの方が後発の為か品揃えはいい。

 

…が、結局 この店でも八角は見つけられなかった。（シナモンスティックはあった）

 

そして母同様、自分も若い店員に首を傾げられた。

 

その後、別の女性店員に八角の場所を尋ねたが、棚の一部を指して「いつもはココにあったんですけどね〜」との返事。

 

ならば…と、

「なら、いつ再入荷しますか？」

と聞くと、

「え？」

と返してきた。

 

どうやら、コチラが購入を諦めるという選択肢以外、考えてなかったらしい。

 

かくして、再入荷の状況が分かり次第、携帯に電話するよう伝えたが、２日を過ぎた今も、そのお店からは連絡がない。

 

対応も対応だが、商品を扱う以上、いかなニーズにも応えられるような姿勢と知識は持っていてほしい。

どんなに店舗が大きくても、来させようという魅力に欠けてしまう。

それならば、コンビニサイズの成城石井の方が格段に魅力がある。（当然と言えば当然か。比較された成城石井に対し 失礼でした）

 

その後、八角抜きの焼きりんごが出来上がり、家族で美味しくいただきました。