2008年6月12日木曜日

ええ…、本当に『映画っていいもの』ですよね…。

 荻昌弘さんが逝き、
 高島忠夫さんが退き、
 淀川長治さんが亡くなられ、
 木村奈保子さんが解説を降板、
 
 そして先日。水野さんが、お二人に次いでこの世を去られました…。
 
 学生時分、『金曜ロードショー』は降板されても深夜映画の解説はしばらくの間 されていたので(註:日テレのみ)、帰省した後も「まだ、解説やってるのかな~」と思っていました。
 
 『シベリア超特急』は一作目だけ観させていただきました。  完結編を直前まで製作予定だったということで、とても心残りかと思います…。
 
 
 子どもの頃、『風雲!たけし城』でゲスト出演されたことがあり(…たしか、たけしさんが『事件』を起こし、着ぐるみが代役で出てた頃の話)、アメリカの警官がどういう風に銃を構えるのか実演されたり、聞き手の そのまんま東さんと『金曜ロードショー』の裏話をヒソヒソ声で話をされ、
 
「え? 『いいものですね』は70点(の映画の時に言ってる)?」
 
と大声で暴露する東さんのアタマを水野さんがバシッとはたくシーンがあったと記憶してます。(註:点数の数字はいい加減。60点だったかも…)
 
 とある漫画で「『笑顔が素敵な芸能人』の顔にメイクする」といって、メイクしたら…水野さんの顔(写真をそのまま貼り付け)になってた、なんてのもありましたね。映画解説者(だけではありませんが…)であれほど顔が広く知られた人もいなかったように思います。そういう点では淀川さんよりも万人向けしたキャラとして知られていたように思います。
 
 映画は今後もあふれるように生み出され、時と共に…観ることの出来なかった映画が増えていくことでしょう。
 それはとても残念なことかもしれませんが、古き良き素敵な映画達の中でかかわれた素晴らしい思い出とともに、永久の眠りにつかれることを願います。
 魅力ある映画解説を聞かせて頂き、本当にありがとうございました。
 
 それでは、おやすみなさい……。
 
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